2013年07月16日
事業の自己分析ってやってます?
メンバーのみなさん、こんにちわ!
ここのところ、早くも夏バテ気味で食事も、もずく酢、ソーメン、くらいしかノドを通りませんがなんとか生きてるナカガワです。
さて、今日はちょっとお勉強チックな投稿です。
ウチの会社が儲かってないモンですから、銀行や会計事務所にやれ勉強会だ、やれセミナーだの去年からイロイロな経営関連のお勉強をしてきた(気が)するので、そちらのアウトプットをしようというものです。
今回紹介するのは「3C分析」という分析のフレームワークです。自分のことって案外自分ではわからないものだと思いませんか?
自身をとりまく環境が良い時はあんまりそんな事考え無いんですが、悪いときなんかはどうですかね??
「なんでダメなんだ」とか「あの時ああしたから」とか「○○のせいじゃないか」とか、考えるのが普通かな、と思うのですが、そういうときにちょっと取り入れてみたら?って感じです。
「3C」とは顧客(customer)、競合(competitor)、自社(company)を表します。自社は内部環境でそれ以外は外部環境です。
今、みなさんが一生懸命取り組んでいるのに、思ったような結果が上がっていない時や、今後どうしようと感じている時には、一度、この3つの視点で自社ないしは自分を分析してみることをオススメします。
ココで余所の会社の例を2つ挙げてみます。
コレは言わずと知れたワタシも結構利用しているアパレルメーカーですが、2010年段階では3Cで分析するとこういう状況だっただろうということです。
次に
この会社もみなさんご存知の企業さんなんで説明は不要とは思いますが、立派な実績を残している企業です。だけどもその実績は両社ともこれだけ自社の置かれている環境が判っていたから今の位置があると考えたらどうでしょうか?
今、みなさんがこの3つの切り口で自社ないし、自分を分析できていることができているでしょうか???
…で実際、ワタシ自身もやっているのですが、ようやく「こうじゃないかな…」的な状況で、非常にこの分析の答えを出すのは難しいと思います。
なぜなら、企業の取り組んでる事業、商品ごとにこの3Cは微妙に変化してきているので、全部を分析するとなると相当に困難です。
…と、なれば自社ないし自身の取組や方向性を大枠でとらえ、そこから3Cに当てはめることがバクッとつかめる方法なのかも知れません。
しかし、コレを真剣に取り組んでみると「やるべきこと」がかなりクリアになる気がします。
最後にこの資料を参考にさせていただいたのは日本実業出版社が発刊している「道具としての経営理論」という書籍で、著者の津崎さんに研修でイロイロご指導いただきましたのでご紹介させていただきます。
これら3つのCを突き止めるには、①いままでのクレームや要望にひたすら「なぜ?」を突き続けること、②他社と自社の客観的な比較、③純粋な顧客の声と自社の可能であるハズの対応、等を追求する必要があります。自分や自身の会社はカワイイのがホンネですが、それではこの分析は効果が出ないように思います。
端的に言えば「身の程を知る作業」ってことでしょうかね?恐らくココまで墜ちてどの位置??ってのが自身の出発点なんだろうな~って、この仕事に関わって4年目でなんとなく判ってきたことなんでしょうかね??
まだまだ、改善の余地があるってことだけは良く判ったような気がします。
ナカガワ
この記事へのコメント
中川さんは本当に勉強熱心で、いつも関心させられますよ。
ちょっと大変そうですが、興味深い事業分析ですよね!
ちょっと大変そうですが、興味深い事業分析ですよね!
投稿者(FPハマちゃん)) at 2013年07月17日 09:22
以外と何にでも応用できますよ。
入試の志望校選定とか…、就職とか、
ちょっと考えてみると面白いです。
ナカガワ
入試の志望校選定とか…、就職とか、
ちょっと考えてみると面白いです。
ナカガワ
投稿者(遠州工機@中川) at 2013年07月17日 09:48