企画委員会本日の担当は安部です。

本日は「老い」について最近感じていることを書いてみたいと思います。
家の愛犬は現在１３歳と７ヶ月になりました。
成犬の体重が２８キロ位なので一般的には大型の部類に入ると思います。
（今は急に衰えて、２２キロくらいまで減量してしまいましたが）

大型犬の１３歳は人間で言うと８０〜９０歳くらいなります。
足腰が急激に弱ってきます。人の５〜８倍くらいのスピードで老います。
昨年は普通に歩けていた段差を今は昇れません。
玄関の框をおりるのは至難の業です。昇るのは、「よっこらせ」という感じで５回に１回くらいです。
人間だとこんなに急ではないので「仕方ない」といえますが
如何せん「急」によぼよぼになるのでこちらは戸惑います。
時にはあきれ、時には嘆き、時には理解し・・・

年齢的には私の周りでも「親の介護」を聴くようになってきました。
そして、今自分が感じているのと同じようなことをそこで感じている方々が多いことに驚きます。
仏教でいうところの「生老病死」の苦は生きとし生けるものの運命なんだと今更ながらに感じます。

物心ついたときには生き物のいる生活をしてきて、何度も経験していることなのに
自らの老いと比較できる年齢になると感じ方が違ってくることは、新たな発見と共に軽いショックでもあります。
皆さんも、いずれくる「老い」に戸惑わないために、身近に生き物を知ることは「命」を考えるいい機会になると思います。