企業(個人)の優秀な能力・技術を一部に留めることなく、お互いに有効活用することで其々の活躍できる場を広め、他の人の持っている能力(力)を自分の能力(力)として「活用」できる能力(力)を身につけるための研鑽の場とする、異業種勉強会の活動ブログです。

2010年11月14日

定年後は…

久々の投稿ですface07


ある会社の従業員さんが、近々60歳の定年を迎えます。定年後の「会社との関係」をどのようにするのかが課題です。

そこで、(社会保険労務士である私は)その「会社」と「従業員さん」のそれぞれが抱いている“想い”に(できるだけ)添った解決策を考えなければなりません。

「会社」には会社の都合や環境要因があり、できることとできないこと、やるべきことがあります。

また、「従業員さん」には従業員さんの都合があります。

ということは、同じ会社の従業員さんであっても、AさんとBさんでは、“最善の選択肢”は異なる可能性があるわけです。

リタイアするのが一方の選択肢なら、働き続けるのも重要な選択肢です。働き方も複数の選択肢があります。

働き続ける場合、利用できる幾つかの制度があります。

その①:在職老齢年金
これは、勤務先で厚生年金に加入しながら老齢厚生年金を受給すると、給料と年金の合計額に応じて年金の支給が調整される仕組みをいいます。

その②:高年齢雇用継続給付
これは、60歳で定年退職、そして再雇用。給料がガクンと落ちた人に、雇用保険から給付金が支給される仕組みです。

給料が下がったとしても、このような仕組みを利用することで、手取額を維持できる場合があります。

どのような道を選ぶにしても、「こんな筈ではなかった」ということがないよう、それぞれのメリット・デメリットを理解し、正しい選択をしなければなりません。


↓↓ このようなシミュレーションも判断の助けになると思います。
定年後は…



皆さんは、60歳で会社を定年になった後の生活について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

趣味icon26で活躍するとか、独立・開業する、地域社会に貢献する、田舎emoji49に移り住む(逆に都会で暮らす)など色々なことを思い描いていると思います。

ところで、平成18年の簡易生命表によると、60歳の日本人の平均余命は男性22.06年、女性27.62年となっています。

この数字は年々伸び続けており、まもなく平均寿命は85歳になるだろうといわれています。

その反面、年金や福祉問題など、日本はこれからの社会生活において大きな不安要素を抱えていることも事実です。

20年以上にもおよぶ第二の人生を豊かでゆとりのあるものにするために、今から準備しておかなくてはならないこと、考えておかなくてはならないことがたくさんあります。

健康や住まいもそうですが、どのような生活をするにしても、「お金」が必要です。

定年後の生活設計を立てるためのマネープランはどのようなっているかシミュレーションをしてみるといいでしょう。

By小長谷一夫



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投稿者(SRコナガヤ) at 23:55│コメント(0) │カテゴリスタッフ日記
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