企業(個人)の優秀な能力・技術を一部に留めることなく、お互いに有効活用することで其々の活躍できる場を広め、他の人の持っている能力(力)を自分の能力(力)として「活用」できる能力(力)を身につけるための研鑽の場とする、異業種勉強会の活動ブログです。

2012年07月07日

果て無き目標が偉大な功績を残す

活用塾メンバーのみなさん、お疲れさまです。

このところ、大分暑くなりましたね。去年に比べると暑さの到来が遅いようですが、ココ牧之原でも海開きになり、一年の中でこの辺りが最も輝く(浮つく)シーズンが到来しました。
外で飲むビールが上手い季節にもなりましたね。

さて、ここのところワタシは外部のセミナー、講習会に頻繁に参加しています。
外部と言っても取引銀行関係なんですが、シリーズもので前4回とか5回とか連続して行われるものなので、結構ロングランでかつ会場も静岡、浜松と街場でしかも平日行われるので業務を犠牲にして参加しており、会社のメンバーに支えてもらって勉強させてもらってます。

つい先日、早稲田大学のMBAスクールの5回シリーズのセミナーが終了しました。(1回目の様子を本ブログにて報告してます。)
大変内容の濃い素晴らしいセミナーだったのですが、MBAの知識はそんなに得られませんでした。最初の一回だけちょっとかじった位でしょうかね?
…まぁ、本当に知りたければ、自分で本買って学習するなり、MBAスクール通うなりしなさい、ということでしょうが、そんなことより大きく得るものがあったのでそれを少し報告します。

MBAの学習は、基本的にはケーススタディになるので、成功したであろうビジネスの追体験になります。
それは、そのビジネスを牽引してきたリーダーの追体験ってことになるんだろうと思います。

そういった追体験をしていくウチに「あぁ、こういうことか…」と思うことがありました。
それは”果てない生涯レベルの目標設定と地道なチャレンジが大きな成果を残す”ということです。

自分なりに理解したものを図に表してみました。
果て無き目標が偉大な功績を残す

この図は人の一生とそこに積み上げられる功績、と思っていただけたらな~と思います。
青い棒はアイデンティティその人の望みや願望みたいなものです。
そして黄色い箱は成功や失敗の成果物、この積み上げがその人がやり遂げたことです。

つまり棒が高ければ高いほど、目標が高く、到達が困難です。
しかしも棒が高い場合、積み上げる黄色い箱もうずたかく積み上がるので、棒が細かったりすると黄色い箱に潰されて曲がったり折れてしまう可能性があります。

果て無き目標が偉大な功績を残す

…で、下の図が棒と箱の中身です。

上へと伸びていく棒は人生そのものです。従って最初から長い方がロングランな目標になりますね。
棒を太くするには、本来の自身の願望に肉付けしていく必要があります。
図のような要素を肉付けしていけば、太く頑丈なものになるかも知れません。

黄色い箱の中身は問題を解決するのに用いた手段と考えていただければ良いのかな。と思います。
問題は箱の形です。
図はきれいな形をしているので積み上げ易いですが、各要素のバランスが悪いと積み上げづらい(=失敗)になります。
箱の積み上げが功績とすれば、箱の体積は大きく、形は均等にするのがベターですよね。

コレはワタシなりの解釈なのでイロイロご意見があるかもしれないですが、MBAで「ビジネスリーダー」と評される人物は得てして青い棒がしっかりと太く、そして果てしなく高いのだと思います。天井(=到達点)が無い場合もありますからね。

そして成果も大きいわけですから、黄色い箱も適度に大きく、形も均等なものが積み上げられるのでしょう。コレがしっかりできていないと箱は棒の方向に積み上がりません。
加えて下地が広いから活躍の範囲も大きくなるということですね。

…長くなりましたが、成功とか目標というよりも、しっかりしたアイデンティティをもつことが「生きる」ことなんだな~と強く思いした。ちなみにここでMBAの知識が活躍するのは、青い棒で言えば「知識・教養」、黄色い箱で言えば「スキル・ノウハウ」にあたりますので、こういった知識を学習するのも大事なことは間違い無いです。念のため。

最後まで読んでくれた方…ありがとうございました。

ナカガワ



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投稿者(遠州工機@中川) at 07:12│コメント(5) │カテゴリスタッフ日記
この記事へのコメント

中川さん、連日の研修会参加お疲れ様です。

やはり、こういった学びを続けることはとても大切なことだと思います。

まさに、重要ではあるけれど緊急ではない第二象限ですよね。

この第二象限をいかに意識して作り出すか、これが今後の成否を分ける大きな要因だと思います。

その意味では、『活用塾』の定例会も第二象限になります。

ここを意識して、自分のスケジュールに事前に埋め込んでいく人と、直前になり予定がたまたま空いていたから参加する人とでは、その差は歴然です。

それは、明確な目的を持って参加するのか、なんとなく刺激を受けたいからという曖昧な目的(意識)の違いだと思います。

目的が違えば、おのずと結果も違ってきますよね。
投稿者(FPハマちゃんFPハマちゃん)) at 2012年07月07日 09:33

浜崎さん、コメントありがとうございます。
浜崎さんの教えてくれた第1~第4象限の話もでてきましたよ。
(”コーベイの重要度マトリックス”だったかな?)
ここのところの行動(セミナーの積極参加)は、今年の重要な取組として捉えているので、行けば行くほど得るものは大きいですね。

コレが海野さんのミニセミナーで言ってた「タイミング」なんでしょうね。

理屈がわかったら実践あるのみ、コチラについても序々に準備を始めるつもりです。
40前になってアクセク勉強するなんて思いもしませんでしたが…、まぁ、ソコソコ面白いから良いですケド…

ナカガワ
投稿者(遠州工機@中川) at 2012年07月07日 13:16

中川さん お疲れ様です

私も遅ればせながら 昨年位からいろいろな会に出席するように心がけてきました

今年はその出会いの中で「芽」が出そうなもの・出てきたものがいくつかあり
またワクワクな日々が始まっています

そんな中「感性」だけの私にとって 中川さんや 浜崎代表の論理的な部分にはいつも刺激を貰っています。

ありがとうございます。

「縁」と「タイミング」は 幾つになってもあるんだと実感できることが嬉しい今日この頃です

ながた
投稿者(ながた) at 2012年07月08日 17:16

きょえーーーー

さっぱりわかりません。

あと・・・10回くらい読まないと・・・
解読不能ですので、また時間があるときに
ゆっくり読ませてもらいますね・・・

あおきえん (汗)
投稿者(あおきえん)) at 2012年07月09日 11:26

永田さん、青木さん、

こういったセミナーで仕入れた知識は、何もしないでおくと、その当日に5割失い、次の日には8割失うそうです。

なので、最近「これは」と思ったモノは掴んだモノを自分の言葉で言い換え、形でつくったイメージを実際に絵に書いて、ハラに堕とすようにしています。

こうするとなんかわかったような気がするんですよね。(あくまで気持ちの問題ですが…)

今は自分がわかるようにしているだけですが、いずれは誰が見てもわかるような文章うや絵にしたいですね。

ナカガワ
投稿者(遠州工機@中川) at 2012年07月09日 12:33

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