企業(個人)の優秀な能力・技術を一部に留めることなく、お互いに有効活用することで其々の活躍できる場を広め、他の人の持っている能力(力)を自分の能力(力)として「活用」できる能力(力)を身につけるための研鑽の場とする、異業種勉強会の活動ブログです。

2016年01月25日

知っているということは、それをしないことができるということである

石間さんが先日、「外から見た日本」という記事を投稿してくださっていました。
それにインスパイアされて書いてみます!

私たちが普段やっていることって、たいていは無意識にやっていて、別段そうでなくてはならない理由はなくても、それが自然だと思っているんですよね。外国人や外の視点を持っている人と話をすると、そのことに気づくことがよくあります。(彼らから話をきくことはもちろん、自分が彼らに説明する過程で気づかされることもよくあります)

例えば私たちは1から10までを昇順で数えるときと、10から1まで降順で数えるときでは「4」の数え方を無意識に変えています。でもそのことに気づいている人はわずかです。(やってみましょう!)
また10円は「じゅうえん」、100円は「ひゃくえん」、1,000円は「せんえん」と最初の位の「いち」は発音しないのに、10,000円は「いちまんえん」ですよね。考えたことはありますか?

まぁ数のかぞえ方が私たちの人生に大きな影響を与えることはないと思います。しかし私たちにとって重要な問題も、自分が無意識に当たり前だと思っていることに従って決断してしまうことが実は多いのではないでしょうか?

例えば予防接種。最近ではザッカーバーグ氏が娘の予防接種の写真をFBにポストしたことが話題になっているので、考え始めた人も多いかもしれません。
日本では予防接種は「受けさせるもの」という考えが普通すぎて、保護者が「自分の子どもに予防接種を受けさせるかどうか」を自覚的に決断して受けさせるということはあまりないように思います。
しかしアメリカでは「自分の子どもに予防接種を受けさせるかどうか」は保護者の重要な決断のひとつです。自分の子どもの健康のことですから、「受けさせない」という選択も考えるのは自然なことだと思うのですが、日本ではそのような考えは一般的ではありません。

多くの日本の保護者は、「受けさせない」という選択肢を知るまでは、自分が「受けさせる」という決断をしていることを自覚できないんですよね。でもそのことに気づけると、今まで「しなきゃいけない」と思っていたことが「するかしないか選べる」ことになります。
そして予防接種に限らず、自分の人生の多くのエリアでこのことがわかると、もっと人生が自由になるし、納得できるものになります。より多くのことを自分で選ぶことができるのですから。

私の好きな格言に「(ある方法を)知っているということは、それをしないことができるということである」というのがあります。自分の考え方や価値感の「枠」が自覚的にわかると、必要に応じてそこから出ることもできるようになるんですよね。

うーん、わかりやすく書けてるでしょうか?もっとうまく書けるようになりたいなぁ…
先の定例会でいただいたフィードバックを吟味して、伝達力をUPできるようがんばります!

関根






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投稿者(関根佑) at 21:55│コメント(0) │カテゴリメンバー日記
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