企業(個人)の優秀な能力・技術を一部に留めることなく、お互いに有効活用することで其々の活躍できる場を広め、他の人の持っている能力(力)を自分の能力(力)として「活用」できる能力(力)を身につけるための研鑽の場とする、異業種勉強会の活動ブログです。

2016年05月10日

翻訳の楽しさ

こんにちは、関根です。

みなさんGWはどのように過ごされましたか?私は新たな翻訳エージェンシーから仕事を受けるための翻訳トライアルを受けたり、教会の子どもたちの泊まり会の手伝いをしたりしていました。

さて、前回はフリー翻訳者がどのように仕事を受注するかについて書きました。今回は翻訳の仕事の楽しさについて書いていきたいと思います。

特にフリーの翻訳者は、様々な内容の文書を翻訳します。私の場合には主にマーケティングと金融関係が多いですが、その中でも内容は様々です。それらを翻訳していくなかで、自分からは決して調べないような知識や情報にアクセスする機会が多くあります。それらの幅広い知見を自然と得ていくことができるのが、この仕事の魅力のひとつです。

もうひとつ言えるのは、そこに書かれている内容だけでなく、様々な文章スタイルにも常に触れて、それを自分のものとするチャンスがあることです。理想的な翻訳は、語調などを含めた原文のスタイルに忠実に、かつ「さも自分(翻訳者=ターゲットランゲージの話者)がそれを書いているかのような」翻訳です。原文のスタイルを自分のものにしていく作業は、表現の幅を広げることにつながります(「伝達力」の向上になりますね!)。

いま思えば、私が子どもころは、とにかく読むのが好きでした。しかし読書少年というよりは、雑多なものをとにかく読むという感じでした…もちろん小説なども読みましたが、おやつに買った駄菓子の原材料名を読んだり、洗剤の使用上の注意を読んだりするのもなぜか好きでした。変わった子どもです(笑)でも、それは翻訳に活きていると感じます。
通信制の短大で学んでいたころは、とにかくレポートの提出が多いなかで、効果的な調べ物のやり方についても学びました。翻訳においても文書の背景知識のリサーチはとても重要ですから、これも活きています。

当初は「自分にできそうなこと」として始めたことですが、今では「自分に向いていること」と思えるようになりました。最近では、いくつかの翻訳エージェンシーから専属フルタイム翻訳者として働くお話もいくつかいただいています。チャンスをひとつひとつ活かして、ステップアップしていきたいと思っています。

関根


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投稿者(関根佑) at 13:35│コメント(1) │カテゴリメンバー日記
この記事へのコメント

投稿有難うございました。時間差で拝見いたしました。
内容に精通していればもう少し自然な日本語に訳せると思はれる翻訳本を良く見受けます。しかし、他国語を完全に自国語に訳すことは文化的背景なども有り難しいのかなとも思います。
関根さんには解りやすい翻訳をお願いします。
投稿者(次元次元) at 2016年05月12日 08:44

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    コメント(1)